やわらかいもの
2005年 06月 27日
私は子供が嫌いだ。
電車の中で走り回ってるガキなんか足かけて転ばしてやりたくなる。
思えば小学校や中学校のころ、私にとって世界は最高に退屈なものだった。
気が合う友達なんて本当にマレで、周りにいるほとんどの子供が嫌いだった。
子供なんて信じられないぐらい理不尽な存在だ。
だけど
今日生後3日の赤ちゃんをさわった。
抱っこした瞬間頭が真っ白になった。
これが母性本能というモノなんだろうか。
彼がぴくぴく動くたびに心臓を突かれたような衝動に襲われる。
他人の子供なのにこんな気持ちになるものなのか。
帰り際ほっぺたをツンツンしてみた。
予想してた弾力がなく、突き刺してしまうんじゃないかと慌てて手を引っ込めた。
こんなにやわらかいものがこの世にあったのか。
こんなに無条件に愛しくなるものがあったのか。
世のお母さんがあんなに理不尽なガキに愛を注げる理由がちょっとだけわかったような気がする。
でも他人の子供でこんなに感動してしまった私は、
自分の子供なんか産んだ日には丸呑みしてしまいそうでコワくなったのであった。
電車の中で走り回ってるガキなんか足かけて転ばしてやりたくなる。
思えば小学校や中学校のころ、私にとって世界は最高に退屈なものだった。
気が合う友達なんて本当にマレで、周りにいるほとんどの子供が嫌いだった。
子供なんて信じられないぐらい理不尽な存在だ。
だけど
今日生後3日の赤ちゃんをさわった。
抱っこした瞬間頭が真っ白になった。
これが母性本能というモノなんだろうか。
彼がぴくぴく動くたびに心臓を突かれたような衝動に襲われる。
他人の子供なのにこんな気持ちになるものなのか。
帰り際ほっぺたをツンツンしてみた。
予想してた弾力がなく、突き刺してしまうんじゃないかと慌てて手を引っ込めた。
こんなにやわらかいものがこの世にあったのか。
こんなに無条件に愛しくなるものがあったのか。
世のお母さんがあんなに理不尽なガキに愛を注げる理由がちょっとだけわかったような気がする。
でも他人の子供でこんなに感動してしまった私は、
自分の子供なんか産んだ日には丸呑みしてしまいそうでコワくなったのであった。
by kobumakura | 2005-06-27 01:31 | 日記